Webサイトの全ページに著作権(Copyright)を明記する必要性

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Webサイトを制作するとき、なにげなくフッターに著作権(Copyright)を明記していると思います。他のWebサイトを見ていると、全ページに著作権を明記していることが多いです。しかし、中にはトップページにだけ著作権を明記し、下層ページには著作権の明記がないWebサイトもあります。はたしてどちらが正しいのでしょうか。

.net magazine(英)の中で、Struan Robertsonがこう答えています。

サイトコンテンツの著作権を所有していることを示す通告をサイトに表示する必要はありません。しかし、全てのページに個別に著作権を明記することや、そこから詳しい説明ページへのリンクを張ることは悪くないアイデアです。そうすれば、著作権違反の防止になります。著作権の所有を明記していなければ、著作物が公の物で自由に使い回しても良いと勘違いしている人がいます。つまり、著作権を明記していない場合、著作物を使用される可能性が高くなるわけですが、短い通告が明記してあればその問題に対処できます。 詳しい説明文には、あなたの会社の基本原則を定め、著作権に関する質問の連絡先を提供することができます。誰もが、あなたの会社のホームページを訪れて詳しい 説明文を読むとは限らないので、すべてのページに © COMPANY NAME 2010 という短いフレーズを載せるのは有効なことだと思います。

我々のウェブサイトout-law.comにある宣言文の例(長文・短文)をご覧ください。

たしかに、これまで作ったWebサイトでは、フッターに短い通告としてCopyright XXX と表記し、「サイトのご利用条件」といったラベルでリンクを設置して詳しい著作権情報を明記していました。これまで、なんとなくやっていたことには、こういう意味があるということなんですね。

今後、著作権に関する表記は、全ページ共通で以下のようなルールで運用していきたいと思います。

  • © COMPANY NAME 2010 といった短い著作権表記を掲載する
  • 著作権に関する詳細な説明ページを用意し、全ページからリンクを設定する

 

このブログ記事について

このページは、takenakaが2011年1月 5日 15:00に書いたブログ記事です。

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