Mac OSX版のFirefoxでは、Web ページ上で Tab キーを押しても、フォーム要素(テキストボックス)以外の部分にはフォーカスが移動しません。
Safari のデフォルト設定に合わせているため、このような仕様になっていますが、Windows版のIEやFirefoxでTabキーを活用している人にとっては使い勝手が悪いです。
そこで、Firefoxのconfig設定を変更して、Tabキーの動作をカスタマイズしてみます。
なお、configのカスタマイズはFirefoxの動作保証外となりますので、自己責任でお願いします。
- ロケーションバーに about:config と入力し、Returnキーを押します。
※この時に、「動作保証対象外になります!」と警告が出ます。「細心の注意を払って使用する」をクリックしてください。 - 一覧のどこでもいいので、右クリックして[新規作成]を選んで、[整数値]を選択します。
- 設定名の入力欄に「accessibility.tabfocus」と入力して[OK]をクリックします。
- 次に値を入力します。Tabキーをどのように操作させたいかによって値が変わります。以下の値から選んで設定します。
- 1に設定すると、テキストボックスを選択します。リンクや他のフォーム要素は選択しません。(Mac標準)
- 2に設定すると、テキストボックスと他のフォーム要素を選択します。リンクは選択しません。
- 4に設定すると、テキストボックスとリンクを選択します。他のフォーム要素は選択しません。(これがWindowsユーザーには馴染みが深いかと。)
- 6に設定すると、リンクを選択します。テキストボックスや他のフォーム要素は選択しません。
- OKをクリックします。